【0】 あなたの名前は、新名ゆあ。 あなたは元気で優しいけれど、学校で禁止されているアルバイトをしたり、クラスメートより小さな胸を気にしたりする、そんな普通の少女。 何の変哲もない毎日を送っていたあなたですが、ある時、気持ちの悪いモンスターに食べられそうになっている妖精の女の子と出会います。 妖精は言いました。私の姿が見えるなら、この魔法のステッキで変身して助けて! あなたは戸惑いましたが、怖いという気持ちよりも目の前の妖精を助けたいと思う心が勝ちました。 そうして、魔法少女ニーナが生まれたのです。 あなたは魔法少女ニーナとして妖精のチェリーと一緒に、妖精の世界を助ける旅に出ることになりました。 魔法少女に変身すると、あなたは女の子とは思えないほど強くなり、今まで悩んでいた胸だって少しだけ大きくなります。 大きな宝石のついたピンクのドレスに、パニエのついたスカートや、腰につけた大きなリボン。 コスチュームだって最初はちょっと子供っぽいと思いましたが、今ではまんざらでもありません。 妖精の世界にはたくさんの山や森、湖があります。どれを見ても幻想的できれいな自然です。 妖精たちはおおらかで、のんびりと暮らしてきました。 そんなある時、悪い魔女が現れたのです。今までたくさんの世界を壊してきた魔女と戦うには、妖精達は弱過ぎました。 妖精達は考え、閃きました。人間の女の子に自分たちの力を分け与えて、一緒に戦ってもらおう。 人間の女の子は、使い方を知らないだけで、生まれながらにして大きな魔法の力があります。 そうして、あなたはこれまで妖精の世界「妖精界」を巡り、戦って来ました。何度も痛い目に遭いましたが、正義感の強いあなたは負けずに立ち上がりました。 しかし、困ったことが三つもあるのです。 一つ目は、むりやり魔法少女になったせいで、変身中は男の子のようなおちんちんが生えてしまう事。 二つ目は、そのおちんちんや、大きくなった胸からは、体の中の魔力がミルクのように出てしまう事。 そして三つ目は……妖精界にやってきたモンスターたちは、そんな魔力が溶け込んだミルクが大好物だということです……。 【1】 水の精霊ウンディーネはいつもけだるそうにしています。 ですが、あなたが彼女と契約して付き合ううちに、少しずつ胸の内を明かしてくれるようになりました。 彼女は面倒くさそうな素振りを見せる反面、意外と世話好きで優しい精霊なのだと分かったのです。 そんなウンディーネにも思い出の場所があるそうです。久しぶりに「オーロラの滝」に行ってみたい。ウンディーネが珍しく、あなたにそんなことを話してくれました。それがなんだか嬉しくて、チェリーに相談をしてみました。 チェリーの話ではオーロラの滝は、オズモンド渓谷を越えた先にある妖精界の人気観光スポット。そう聞いてはウンディーネの話を抜きにしてもわくわくしてしまいます。 翌日、チェリーが案内してくれることになりました。 オズモンド高原を進み、丘を二つほど越えると、大地の大きな裂け目が見えてきました。何もかもを呑み込んでしまうような、幅100メートルは下らない巨大な崖「オズモンド渓谷」。これだけでもものすごい絶景です。 この崖を超えた先に、お目当てのオーロラの滝が待っています。 あなたは思わず笑顔になり、感動の声を漏らしてしまいます。 すると脇を飛ぶチェリーは反対に間抜けな顔をして、へんてこな声を漏らしました。 「あっれぇ〜」 気になって振り向くと、チェリーの目は崖の方を向いています。 あなたが尋ねると、チェリーは説明するより先に謝りました。 「ごめんっ。ニーナ」 あなたは不思議そうな顔をして、チェリーが見ていた崖に目を向けます。よく見てみると……吊り橋が真っ二つに切れ、崖の両側にだらんとぶら下がっていたのです。 「この間の嵐のせいかしら。橋が落ちてるなんて知らなかったよ」 あなたの知る限り、妖精界に来てからの一ヶ月、そんなに激しい嵐があったとは聞いていません。いつの話かと尋ねると一年前だと聞いて呆れてしまいました。 あなたが特大のため息をつくと、チェリーはしどろもどろになって取り繕います。 「まー…ほら、アレじゃん。アタシらって、だいたいみんな羽根生えてるし。ね?」 そう言われると返す言葉がありません。一部の空を飛べない妖精のためだけの橋です。ましていつものんびり暮らしている妖精たちが、橋が落ちたからすぐに修理しようという気を起こすとは思えませんでした。 「ニーナが空を飛べればいいんだけど……そんなこと出来るのは風の魔法ぐらいだしなー」 そんなことを言われても、風の精霊ミラルはこの広い妖精界を飛び回っている気まぐれな精霊だと言います。あちこち冒険をしてきたあなたでも、まだ姿を見たこともありません。 あまり現実的ではありませんが、もう一つだけ方法があります。脇に見える断層の切れ目から、いびつな段々になった足場が見えます。一度崖を降りて、反対側でまた昇ればいいのです。 あなたは草の生えた地面に座って、しばらく悩みました。諦めて一度戻ろうか。崖を降りようか。ここまで来るのにずいぶん歩きました。 むずがゆいような顔をしたままチェリーがひらひらと飛んでいます。こんなチェリーでも申し訳ないと思ったりしたのでしょう。 あなたもここまで歩いて何の収穫もなしに帰るのは嫌だったし、何よりウンディーネの笑顔を見てみたかったのです。 崖を降りることにしました。大変な冒険になりそうなのは崖を見下ろした時に分かりました。風がひゅうひゅうと吹くたびに、身体がこわばります。 あなたは出っ張った足場を慎重に跳び移りながら崖を降りていきます。こちらの身動きが取りづらいことを知っているのか、空中で襲ってくる卑怯なモンスターもいました。 そんなモンスターに急かされるように、なるべく戦いを避けぽんぽんと飛び降り、何度か危なっかしい場面もありましたがようやく地面に足がつきました。どっと疲れが出ました。出来るならもう通りたくありません。 崖の底をまっすぐ横切ると、反対側には大きな洞窟があります。 「この洞窟は向こう側の崖の上までつながっているよ。他に昇る方法は無いから、ここを通るしかないの」 あなたは洞窟に入る前に、崖の上を見上げます。この高さの分、この洞窟が続いていくのか……。そう考えると、先が思いやられてしまいました。 【2】 最近はチェリーも頑張っています。 この妖精界では人間が入れない小さな隙間を抜けると、その先にもう一つのダンジョンが広がっていることが多々あります。チェリーはそんな隙間の奥を探検して、隠されたアイテムが無いかを探るのです。 ここオズモンド渓谷にも、そんな怪しい横穴がありました。チェリーの身長と同じぐらいなので、直径30センチ前後といったところです。覗いてみると長く続く横穴の先に、開けた空間がぼんやり見えます。 あなたは面白い物を見つけられそうな予感に思わず声を上げました。 しかし、対照的にチェリーは 「うぅ…」 と呻いて、さも行きたくなさそうに身を縮こませました。 こんな崖を降りるハメになったのは誰のせいかしら。 あなたは少し強気に出てみました。このくらいの仕事はしなさいよ、とチェリーを説得します。 穴の奥にはよほど嫌なモノでも潜んでいるのでしょうか。それとも体調が悪いのでしょうか。チェリーはしぶしぶ、そして恐る恐る穴の奥へと入っていきました。 なんだかちょっとだけ罪悪感がわきました。こんど人間界に戻ったらチェリーの好きな味のクレープをおごってあげよう。 チェリーが出かけている間、ただ待っているだけではつまらないので、あなたはその場を離れすぎないように気を付けながら探索を始めます。 変わったところならたくさんありました。全体は岩をくりぬいたような洞窟なのに、ところどころ、穴に砂利を詰めたかのように見える場所もあります。何かの巣でしょうか。 青白いキノコが壁から生えていたり、足で踏むと足跡の形に光を放つ苔もあります。 前の方では洞窟の縦幅が窄まるように部分的に小さくなり、その先に開けた大きな空間が見えます。 自然洞窟なので、形は一定ではありません。どこに行けばうまく上まで登れるだろうと考えながらあちこちに視線を走らせます。 あなたが夢中になって探検していると、上からドロッとしたものが降りかかってきて、背中に感じた冷たさに思わず短い悲鳴を上げてしまいました。 慌てて飛びのくと、その正体がスライムだと分かりました。天井を這ってきたことに気付きませんでした。 不意打ちに驚いている場合ではありません。あなたはすぐにステッキを構えました。 スライムには嫌な思い出があります。あなたがまだ魔法少女になったばかりのころに遭遇し、あの意外と重量のある粘液にのしかかられました。 コスチュームが溶け、パニックになったあなた。 その時スライムのコアが口を開けて、おちんちんを丸呑みにされ、オナホールのような口に弄ばれました。 初めて感じたおちんちんを吸われる強烈な刺激。じたばたともがきながら、その様子を半透明な粘液越しに散々見せつけられたのです。 コアの口が一度だけ、ゆっくりとおちんちんから離れた時、おちんちんは信じられないくらい大きくなっていて、その責めがどれだけ気持ちよかったのかを物語っていました。 更にまた咥えこまれ、バイブのような振動で亀頭に集中攻撃されるとびくんびくんと身体が跳ね、あっという間に射精してしまい、スライムに精液を飲み干されてしまいました。 あの時の悔しさも、気持ちよさも忘れていません。 しかし、思い出してしまったせいでおちんちんは下着の中でゆっくりと大きくなっていきました。どんなに理性で制しても、言う事を聞いてくれない身体。 その弱点をまたあの時と同じようにスライムに狙われている。そんなことはさせない。 先ほどの不意打ちのせいでコスチュームが溶けかかっています。このままではまずい。すぐに決着をつけるために魔力を込め、ステッキの先から星の弾丸スターショットを撃ち込みます。 魔法の攻撃に弱いスライムには大きなダメージになりました。一撃で倒せなかったことには少し面食らいましたが、あなたは立て続けにもう一発のスターショットを撃ち込みます。 ド真ん中に命中したスターショットでスライムは弾け飛びました。 しかし、その直前にスライムは自分の粘液を砲弾のように飛ばしていたのです。放物線を描いて飛んでくる粘液の塊。気付くのが遅れました。かわすことが出来ません。 べちゃりと嫌な音を立て、それはあなたの来ていた魔法少女のコスチュームにへばりつきました。重量でゆっくりと垂れ落ちながら、コスチュームをすっかり溶かしてしまったのです。 まだこの洞窟も探検を始めたばかりだというのにこんなところで裸にされてしまって、あなたはうろたえてしまいます。 とにかくあまり動き過ぎないように注意しようと決めました。どこから敵がやってきてもいいように周囲を警戒します。 ざく……と、足音が立ちます。先ほどの砂利を敷き詰めたように見えたところです。その時、その砂利が少し動いたように見えました。 見間違いかな?と思っていたその直後。地面から一本の大きな触手が飛び出してきたのです。 びっくりして声を上げてしまいました。 【3】 地面から生えてきたその触手はまるでテッポウユリのような形をしていました。ドドメ色の外皮に、鮮やかな赤色の口。根元がどこに繋がっているのかは分かりません。 ほんの一瞬だけ長い筒状の頭の内側にたくさんの肉の突起がびっしりと生えそろって蠢いているのが見えました。これまでたくさんのエッチなモンスターと戦ってきたあなたには、それが何を意味するのかその一瞬で分かりました。 「スペルマホース」というそのモンスターの名前からも分かる通り、あの口の中に捕えられてしまったペニスは休む間もなく精液を搾られ続ける事でしょう。 魔法少女であるあなたの精液や母乳は、魔力という栄養のたっぷり入った、極上の食料になってしまうのです。 そのモンスターは最初から不意打ちを狙っていたのです。あなたの次の判断が追いつかないうちに、頭を大きく振りかぶり、狙いをただ一点に絞って飛びついてきました。 そう、……いつの間にか硬く大きくなっていた、あなたのふたなりペニスに。 下腹部に軽い物理的な衝撃を受けました。それは一気に、驚くほど滑らかにあなたの弱点を根元まで呑み込んでしまいました。 あなたは頭の中が真っ白になってしまいました。このままではまずい。また気持ちよくさせられてしまう。犯されてしまう。搾られてしまう。 これまでに出会ってきたモンスターたちがそうでした。あなたは幾度となくピンチに陥り、モンスターたちは容赦なくあなたの身体を弄び、嬲りまわしました。 そのどれもが気を失うほど、いえ、もしかすると、死んでしまうのではないかと思うほどの地獄の快楽ばかりでした。 あなたはパニックになり、どうしたらいいのか分からなくなりました。 ……ですが、少し落ち着いてよく考えてみれば、違和感があります。 先ほど見えたこの触手の中には、恐ろしいまでの肉の突起が詰まっていました。あんなもので扱き上げられれば気が狂ってしまうでしょう。しかし、どういうことでしょうか。今咥えこまれた瞬間にはほとんど刺激を感じることが無く、まるでシルクを滑るように呑み込まれていったのです。強力なバキュームのために、飲み込むのはほんの一瞬でした。 それに、今のこの状況もおかしい。この触手は実にシンプルで、おちんちんを咥えこそしましたが、他に拘束手段を持たないのです。 そう、逃げようと思えばすぐに逃げられる。あなたはすぐにそのことに気が付きました。 不本意ですが、これまで様々なモンスターにこのペニスを搾られたせいか、このくらいの軽い刺激なら何とか耐えられます。 この触手さえ引き抜いてしまえば……。 スペルマホースはあなたのペニスを味わうように、絶えずローションのようなヨダレを分泌して肉壺の中を満たしています。これなら簡単に引き抜けるかもしれない。あなたはスペルマホースの首根っこを鷲掴みにしました。そして、一気に引き抜こうとした時です。 突然、強烈な刺激がペニスを襲ったのです。電撃が走るような激しい快感。情けない喘ぎ声をあげてしまいました。何が起こったのか分かりません。 まるであの時は無かった肉の突起が急に生えてきたような、不可解な出来事です。 ……あなたは先ほど、ほんの一瞬だけ、この肉壺の中を見ましたが、その時には気付かなかったのです。 この触手の突起が全て、「かえし」の形で生えそろっていたことに。 弓矢の矢じりのように、漁師の使う銛のように。咥えこむときは滑らかに通るのに、引き抜こうとすると肉イボは一つ一つがカリ首に引っ掛かり、それでも力をこめれば舐め上げるようにピンっと弾かれます。 更に内部は強力なバキュームで締め付けられ、無駄な空間がありません。肉イボの一つ一つが密着し、コリコリ、ブツブツと存在感を持って扱いてきます。カリ首だけではありません。舌先を尖らせたような感触の肉が、あなたのペニスをこそぐように力強く舐め上げます。 その刺激がこの突起の数だけ繰り返されるのです。それはまさに暴力的ともいえる快感。無理やり刺激を与え、一滴残らず精液を搾り出そうという構造なのです。 何が起こったのか分からないあなたは、それでも早く引き抜かなければと考え、一気に引っ張ります。 ブツブツというダイレクトな肉の刺激がカリ首に襲い掛かります。自分で引き抜きながら、あなたは悲鳴を上げてしまい、全身の力が抜けてしまいました。身体がガクガクと震え、両足は思わずきゅっと内股になってしまいました。 この時、ついステッキを落としてしまいました。それがいけなかったのです。 そうだ、何も引き抜こうと考えずに魔法で攻撃していれば……。そのことに気付いた時はもう手遅れだったのです。 このままではいけない。早く反撃しないと……。あなたはスペルマホースを両手でつかみ、更に強く引き抜きます。 ぶつぶつっ、ぶつぶつっ、肉の筒の中で敏感なペニスがいじめられている感触。あなたは震えるように喘ぎました。 ようやく半分以上引き抜いたところですが、これ以上一気に引き抜くのは危険だ、あなたはそう判断して手を止めます。しかしその時……スペルマホースは無慈悲にももう一度、あなたのペニスを根元まで咥えこんだのです。ちゅるんっ、とあっけなく呑み込んでしまいました。 絶望です。この時確かに絶望を感じました。どれだけ頑張っても、それを嘲笑うように呑み込み返してきます。 しかし、これだけで済むはずがありませんでした。 ついにスペルマホースは自分からピストン運動を始めたのです。 あなたはもう我慢できませんでした。悲鳴のような声を上げてしまいます。 ずるずるずるっ、と引き抜く動作で肉の突起が逆立ち、あなたのペニスをじっくりと時間をかけて容赦なく扱き上げ、その度に腰まで引っ張られてしまいます。 そしてまた、ちゅるんっ、とあっけなく呑み込んでしまうのです。これが何度も繰り返され、意識を保っているのがやっとです。いっそ、気を失ってしまえば楽になれるのに。そう思ってしまうほどの地獄でした。 はぁ、はぁ、とあなたの荒い息が続きます。何とか耐えようという必死の表情には涙やよだれが混じります。 こんなモンスターに精液を、魔力を奪われたくない。 ……その時でした。全く注意していなかった天井から、更に別の触手が垂れさがるように現れたのです。 飛行機の酸素マスクのように重力に任せてぶらんぶらんと揺れながら現れた新しい触手は、スペルマホースとよく似た、気持ちの悪いドドメ色。しかし先端の形状が異なります。 触手はYの字型に枝分かれし、その両方にヒトデのように星型に大きく開いた口を持っています。その内側には、イトミミズのような柔らかそうな無数の繊毛がぞわぞわと波打ち、中央には肉のチューブがひくひくと伸縮しているのが見えます。そのチューブの周囲には円形の肉のヒダが幾重にも折り重なっています。 ミルクホースと言う名のこのモンスターは、その名の通り、あなたのみずみずしいおっぱいにしゃぶりつき、甘いミルクを吸い尽くしてしまうに違いありません。 当然、あなたのツンと尖った乳首に狙いを定めました。 まさか……とあなたは戦慄します。 考えもしなかった、モンスターの連携攻撃。一匹だけでも耐えがたい快楽を味わわされているというのに、もし、おっぱいとおちんちんに同時に吸い付かれてしまったら……。もはや逃げ場はなくなってしまうでしょう。 必死になってスペルマホースを引き抜こうと力を込めます。 ですが、そのあまりの気持ちよさにどうしても手が止まります。 その時、スペルマホースはいっそう強い圧迫でぎゅーっとあなたのペニスを搾り上げます。 あなたは叫び、射精してしまいました。 あふれ出した精液を触手がずるずると吸い上げます。おしりが痙攣し、目を見開き、身体は弓のように反り返りました。桜色の乳首は天井を見上げます。 身体の中の空気を全て吐き出してしまうほど声が漏れ切った後、あなたのぷるんっと艶めかしく揺れたおっぱいにミルクホースがむしゃぶりついてきました。虐めてほしそうに勃起していた乳首がついに呑み込まれてしまったのです。 あなたは絶望に悲鳴を上げます。 無数の繊毛が踊る、ヒトデのような口がおっぱいを包み込みました。よだれのような粘液に満たされた口が、べちゃり、といやらしい音を立てて乳房全体と密着してしまったのです。 暴れまわる繊毛の優しい愛撫。しかし、身の毛が粟立つようなおぞましい快感です。 粘液を利用して、乳房の上をすべるように撫でまわされました。肉のブラシが這いまわる感触に、乳首はこれ以上ないほどに大きく勃起してしまいました。 ミルクホースの口の中央にあるチューブがついにそれを捕えました。口の周りのヒダが蠕動し、波打ち、あなたの乳首をしゃぶります。 蕩けてしまいそうな声が漏れます。つい先ほど射精したばかりのあなたの身体は、すでに快楽に抵抗できなくなっていたのです。乳首はすでに母乳を滴らせ始めました。早く吸い上げて、とおねだりをしているようです。 それを聞きいれたように、ミルクホースは両方の口をぎゅっとすぼめ、強力なバキュームであなたのおっぱいをもみ上げました。 無数の繊毛がより強く乳房を撫でまわします。 どくっ、という強力な吸引を感じた直後、ミルクホースのチューブは大きなコブを作りました。コブはあなたの乳首の先から触手の根元まで登っていきます。あのコブの中には、あなたの母乳が詰まっているのでしょう。 ゴクっ、ゴクっ…といやらしい音を立て、その度に触手のコブが昇っていきます。ポンプのように次から次へとあなたの母乳を搾り、吸い上げていきます。 乳首が溶けそうなほどジンジンと疼きます。 意識がおっぱいに集中した頃、再びペニスを容赦なく扱かれ、肉の連続突起がカリ首を襲います。 スペルマホースも同じようにコブを作り、あなたのペニスから放たれる甘い精液を吸い上げていきます。 あなたの魔力がどんどん奪われていきます。スペルマホースとミルクホースは協力し、不規則なリズムでどんどんあなたの身体から力を奪っていくのです。 あなたはあまりの快感に、子どものように泣きながら、頭を振り乱します。 魔法少女であるあなたは、魔力がある限り母乳と精液が尽きることはありません。何度搾られても、すぐにまた満タンになり、そしてまた搾られていくのです。反撃しようにも、スパークする思考の中、抵抗の意思がどんどん削られて行ってしまいます。何度も何度も絶頂し、まともに考えることが出来ません。壊れる……壊される……。こんな同時攻撃を耐えられるはずがありません。ペニスでイッているのか、乳首でイッているのか、どちらが気持ちいいのかさえ分からなくなってきました。その両方からミルクがとめどなく吸われていくのです。 もう逃げられない。あなたはもはや、この触手たちの搾精、搾乳の奴隷にされてしまっていたのです。逆らうことは許されません。 こんな時は、いつもチェリーが助けてくれました。チェリーが戻ってくるまで何とか意識を保たなければ……。 しかし、あなたは知らなかったのです。 妖精しか入れないようなダンジョンには、妖精を嬲り者にしようとするモンスターが待ち構えています。 今、あの穴の中ではチェリーもまた、激しい連続絶頂の中で小さな体を痙攣させ、快楽地獄に泣き叫んでいたのです。 岩の壁を隔て、二人の少女はいつまでも身体を弄ばれ続けました。